こんにちは。
しばらく更新が滞っていましたが、ねたはいっぱいあるので、これから気合を入れ直して、少しずつご紹介していくことにします。ワールドカップで、日本も白星スタートしたことですし・・・(あっ、全然関係ありませんでしたね)。
まずは、最近感動したお店から。
東京・恵比寿にある「魚のほね」です。
入口がほんとにわかりづらいのですが、急な階段を上ると、驚くほど静寂な空間が広がっています。
金髪店主の櫻庭基成さんが1人で料理作りからサービスまでこなしていました。だから、1日客は3組まで、とか。
ナプキン代わりにオリジナルの手ぬぐいがテーブルにありました(これ、持ち帰れました)。
活きのいい魚料理が中心ですから、この日は泡で通すことにしました。
そう、蒸し暑くなってきましたから、すっきりスパークリングワインがますます美味しい季節!
南オーストラリアのアデレーイド・ヒルズにある「Bird in hand」というワイナリーのピノノワールで造ったスパークリングワイン「ジョイ」です。
造り方はシャンパーニュと同じ方式。泡はきめ細かく、エレガントなスタイル。
店主は、このスパークリングにほれ込んで、結構な量を「買い占めた!」と聞きました。
良質なブドウが収穫できた年だけ造るので、数量は限定。シリアルナンバー(赤字の部分。2桁のようだけど、よく読めない)付き。
「ジョイ」というのは、同ワイナリーのオーナー兼醸造家のアンドリュー・ナジェさんのお母様の名前。高齢者や身障者のケアに尽くすNPO活動に熱心なジョイさんは、アンドリューさんにとって「人生の師」でもあったようで、「ワイナリーの成功はコミュニティの成功」というのが彼の哲学です。
2007年は、熟した赤い果実の心地よい香りが十分ありながら、バターを塗ったブリオッシュのようなクリーミーなニュアンスも。脂ののった魚と相性ばっちりです。
まずは、沖縄の太もずく。北海道のミズダコとともに。歯ごたえがしっかりありました。
淡路島のハモ。のり酢でいただきます。
アユの季節ですね。島根県産です。お腹が上側になってサービスされました。
北海道産イワシクジラの握り。トロよりも美味しいかも。
このあと、絶品のシジミのお吸い物がありました。
2キロのシジミから1リットルのスープをとるそうです。
本日のメインは、お刺身盛り合わせ。アオリイカやカツオ、スズキ、アオダイなど。
白身は唐辛子酢でいただくと、ぴりりと引き締まった味わいに。
千葉・銚子からはノドグロ。新鮮なので、骨離れが素晴らしい!
追加で、石川県白山の純米生酒(車多酒造)をいただきました。
最後は、漬け丼。もちろん、お茶をかけて〆に。
デザートには、佐藤錦のサクランボ。
肉食派の私は、どちらかといえば魚専門店に行かないのですが、
そんな私でも、大満足!でした。