シャンパーニュアーカイブ

2012.04.09

屋形船でシャンパーニュお花見

朝の情報番組を見ていたら、きょうは隅田川のお花見の話題一色でした。

東京は、桜のシーズン。

私も、週末、隅田川のお花見に参戦してきました!

銀座のシャンパーニュ・バー、ヴィオニスの阿部ソムリエの企画で、

「屋形船でoh! hanami」。

80人乗りの屋形船を40人で借りきって、シャンパーニュは飲み放題という、

シャンパーニュ好き、サクラ好きには見逃せない企画なんです。

 

 

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屋形船が出発したのは、午後1時、晴海のトリトンスクエア前の公園内にある小型船発着所から、隅田川を上っていきます。

 

 

 

 

 

 

 

12040702.JPGシャンパーニュ飲み放題に登場したのは、「フィリポナ レゼルヴ・ロゼ・ブリュット NV」。


1522年にアイ村で創業した老舗のシャンパンハウス。著名なクロ・デ・ゴワセ畑の黒ブドウを一部使用したロゼ・シャンパーニュ。ちょっぴりオレンジがかったサーモンピンク色、チェリージャムのようなやわらかな香りにほれぼれですが、何といっても、味わいにふくらみがあって、ロゼの中で大好きな1本です。

ピノ・ムニエ55%、シャルドネ25%、ピノ・ノワール20%。

オレンジ色の輝きに魅了されますね。

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お料理は、屋形船料理です。

アサリの佃煮なんかもあって、江戸前です。

最後は、定番のてんぷらで、キスやアナゴ・・・。

 

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ハマグリの蒸し煮。ハマグリがとっても大きいんです。

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スカイツリーが見えてきました・・・。

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やはり、ポイントで、記念撮影してしまいますねえ。

 

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観光船は、ぎゅうぎゅうの満員でした!!

スカイツリーを撮影するのも、一苦労・・・

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晴れた青空と白い雲、桜は満開・・・で、もう言うことなし、でした。

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2011.11.22

阿部誠さんのヴィンテージ・シャンパーニュ

大・大・大お久しぶりのブログの更新です。

ほんと、更新のサボり癖って恐ろしいもので・・・。

 ところで、あまりに素晴らしく、記録に残しておかないと忘却の彼方に消えてしまうという焦りもあって、再びブログと向き合うことにしました。
 それは、11月19日、ホテル西洋銀座3階のフレンチ「レペトワ」で開かれた、阿部誠さんのヴィンテージシャンパーニュの会でした。


11111901.JPG 阿部さんは、銀座で「サロン・ド・シャンパーニュ ヴィオニス」を営むオーナー・ソムリエ。2002年度全日本最優秀ソムリエで、「阿部誠のシャンパーニュを極める」(ワイン王国)などの著書があります。
 この本に掲載されているシャンパーニュを中心に、今まで8回のシャンパーニュディナーが開催されてきたのですが、その最終章ということで、今回、ヴィンテージ・シャンパーニュを比較試飲する企画が実現しました。


 実は、この秋、8回目のシャンパーニュディナーに参加して、「ヴィンテージ・シャンパーニュもぜひお願いしますね」と阿部さんに言ったときには、「なかなか垂直で揃えるの、大変なんですよね」と、ちょっと弱気な反応だったのです。


 でも、サ・ス・ガです!!


 本と同じアイテムのMoet et Chandon社のグラン・ヴィンテージをしっかりそろえてくれました。
 ワインリストは以下の通りです。
 Moet et Chandon Brut Imperial NV(マグナム)
 Moet et Chandon Grand Vintage 2003
  Moet et Chandon Grand Vintage 2002
  Moet et Chandon Grand Vintage 2000(マチュザレム)
 Moet et Chandon Grand Vintage Collection 1995(蔵出し)
 Moet et Chandon Grand Vintage Collection 1992(蔵出し)
 Moet et Chandon Grand Vintage Rose 2002

 

11111900.JPG マグナムは1500mlで、通常ボトルの2本分。瓶が大きい分、熟成が倍の時間でゆっくり進み、通常のものよりも「美味しい」といわれています。
 マチュザレムは6000mlで、通常ボトルの8本分。いや、これは私は初体験。せいぜい店頭で空ボトルがディスプレイされているのを見たくらい。阿部さんでさえ、それほど開ける機会がないそうです。あまり大きなボトルになると、かえって熟成が進みづらいとも聞いていましたが、どうかなあ。
 蔵出しの1995年と1992年は、直前までシャンパーニュのモエ・エ・シャンドン社のセラーで熟成させていたものだそうで、市場にはほとんど流通することがありません。


 AOC規定では、ヴィンテージ・シャンパーニュは3年間の熟成が義務付けられていますが、実際は、規定よりも長く熟成させて出荷されるのが一般的。醸造責任者にとっても、「NVは毎年同じ味わいのものを造らなければならない苦労があるけれど、ヴィンテージ・シャンパーニュはその年の特徴を生かして造れるので造りやすい」ともいわれています。


 では、阿部さんのテイスティング・コメントを中心に・・・。

 

11111902.JPG まず、2003年。

 ピノ・ムニエ43%、ピノ・ノワール29%、シャルドネ28%。春に激しい霜と雹害に見舞われ、また、夏は記録的な猛暑で、酸は穏やか。難しい年でもあったので、生産しているメゾンは比較的少ない。

 出来の良かったピノ・ムニエの比率が高いのが特徴で、味わいやわらかい。濃いイエローで、泡はどこまでもきめ細かい。洋ナシ、カリンの果実の甘いニュアンスが支配的。ブリオッシュ、キャラメル、ナッツの上品な熟成香も。ドサージュは5gと少なめ。

 

 

 

 

料理は、柔らかなフォンダンフォアグラと冷製マツタケ入りコンソメゼリー。

 

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 2002年は、今年のリリースで、市場ではほとんど完売状態。阿部さんは、2007年に、2003年産がリリースされる時、現地カーヴでこの2002年産もテイスティングしたそうだが、その時に感じた角がとれてやわらかくなり、エレガントさを増している印象とか。シャルドネ51%、ピノ・ノワール26%、ピノ・ムニエ23%。ドサージュ5.5g。2003年よりも外観にグリーントーンが残る。白桃や洋ナシといった果実香に加えて、バタートースト、ミネラル感、鉄っぽい香りも。全体的に若さをが感じられ、ポテンシャルの高さがある。
 料理は、オリーブオイルでソテーした手長エビ、細切りサラダ添え。柑橘類のビネグレットソースで。


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 2000年のマチュザレムは、ヴィオニスのセラーで1年間ほど寝かせたものだそう。

 コルクを開ける阿部さんの手にも随分と力が入っていた。見ているこちらも、いきんでしまった感じ。でも、さすが、最後は、汗しながらも、ぽんっと、上品な音で締めくくられました。

 

11111905.JPG それにしても、おっきなコルクです。通常サイズのコルク(右)と比べると大きさの違いが歴然!

 

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ミレニアムということで、多くのメゾンがヴィンテージ・シャンパーニュを造ったけれど、雨が多く不安定な気候で、開花後は気温が高く、難しい年。シャルドネ50%、ピノ・ノワール34%、ピノ・ムニエ16%。ドサージュ9g。色調はきれいな黄金色で、熟成が進んでいる印象。黄色の果実、バタートースト、オレンジピール、加えてキノコやアーモンドの熟成香も。酸が柔らかく、泡立ちも滑らかに溶け込んでいる。


 料理は、真ダイの山ゴボウ、フランス産キノコ添え。栗のカプチーノ・ソース。

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11111909.JPG 蔵出しの1995年。ピノ・ノワール50%、シャルドネ40%、ピノ・ムニエ10%。熟成が早く進んだ年で、濃縮したドライフルーツやコンポートの果実香、シナモントースト、それにスパイスの香りも。香りのふくらみに厚みがある。

 


 続いて、蔵出しの1992年。ピノ・ノワール40%、シャルドネ40%、ピノ・ムニエ10%。酸とミネラルがエレガントに溶け合って、素晴らしいバランス。キャラメル、ヘーゼルナッツ、ピスタッチオ、クレームブリュレのニュアンス。

 

 

 

 

2本の蔵出しに合わせた料理は、青首鴨をシンプルなジュドブフと。 

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  11111911.JPG最後は、2002年のロゼ。

 ピノ・ノワール62%、シャルドネ30%、ピノ・ムニエ8%。赤ワインとアッサーブラージュ。ドサージュ5..5g。穏やかなスパイス香、酸もきれいにまとまっていて、全体的に若々しい印象。

 

 

 

 

 

 

 

 


 デザートは、赤い果実を添えたパンデピスとはちみつ香るヌガーグラッセ。

 

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 私の印象ですが、2000年はマチュザレムのボトルだったせいか、思った以上にミネラルが感じられ、意外に若々しさを感じました。
 蔵出しの2本は、実に感動的でした。厚みのある95年と酸のバランスのいい92年とでは、味わいは違うものの、ともに、デゴルジュマンまでの12-13年間、メゾンのカーヴで一定の温度・湿度管理の下保管されていたというから、ほぼパーフェクトな保存状態なのでしょう。泡立ちは弱くなっているけれども、余韻の長さはどこまでもどこまでも舌の上に広がっていきました。

そして、ロゼ好きの私は、グラスに注がれたこの色を見てフィニッシュするだけで、幸せな気分になるのでした。 
 

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2010.10.04

「ラ・ボンバンス」で初秋のワイン会

皆様、ようやく秋風が吹き、赤ワインも飲みたくなる、そう、ワインがますます美味しくなる季節になりました。


岡元料理長の料理にほれこんで、私が勝手に「口コミ広報」を行っている西麻布の「ラ・ボンバンス」で、ワイン好きな仲間とワイン会を開きました。


幹事役の私がこの日アペリティフ用に用意したのは、プランタン銀座のワイン売場スタッフにすすめられた、シャンパーニュ。


10100112.JPG1996 フレネ・ジュイエ スペシャル・クラブ

 

写真ではよくわからないかもしれませんが、これ、マグナムです。通常のシャンパーニュよりも倍の大きさ! ワイン会で仲間と一緒の時でないと、なかなか開けられません。

シャンパーニュは、マグナム瓶が一番美味しく熟成するともいわれています。それに、1996年は、素晴らしいグレイトヴィンテージ!

 


フレネ・ジュイエは、1952年、ジェラール・フレネ氏によりヴェルジー村で創業されたドメーヌ。


「スペシャル・クラブ」とは、大手メゾンのシャンパーニュが主流を占めていた1970年代、小規模の有力ドメーヌが集まって、自らの畑とセラーで造り上げた個性あるヴィンテージ・シャンパーニュを広めようと、共通のボトルとラベルを作成し、使い始めたもの。最低3年以上の瓶熟成を義務付けられています。現在26の生産者が「クラブ・トレゾール・ド・シャンパーニュ」という組織をつくり、瓶詰め前とリリース前に厳しい検査をして、合格したものだけが「スペシャル・ックラブ」として認証されるそうです。


シャルドネ60%、ピノノワール40%。果実のフレッシュな味わいを残しながら、こんがりトーストしたパンのような香り、コクのある熟成感があり、余韻も長くて、とっても美味しかったです。どんな料理との相性も楽しめそうですし。

 

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自信をもって、おすすめです。

ご興味ある方は、プランタン銀座・ワイン売場のスタッフにお尋ねくださいね。

 

 

さてさて、初秋の「ラ・ボンバンス」の料理ですが・・・

相変わらず、岡元料理長のおやじギャグ的(失礼!)メニューのネーミングがさえています!!

 

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サワラのまえ(サゴチの焼き物にゆずコショウが添えてありました)

 

 

10100102.JPGぷーすれひかふ たいやき(ふかひれのスープにマツタケがいっぱい。たいやきは、アマダイでした)

 

 

10100103.JPG萩の花に見えますか?(秋の演出にも趣向をこらしています。ゴマ豆腐にエビ、アズキ、ギンナンをあしらって。ウニのわさび醤油が効いています)

 

 

10100104.JPG焼松と秋田産きゃびあ 波紋伊部理子桃子 29ぎり 焼茄子オクトパスフォールド(イベリコ豚と桃の組み合わせが面白い。お肉の握りは新潟の村上牛、タコは静岡産で、土佐酢ゼリーがアクセント)

 

 

10100105.JPGフォアグラソテーと百合根の茶碗蒸し 木の子あ~ん さらに秋トリュフ乱れ打ち(トリュフがこれでもかって、うれしいです)

 

 

10100106.JPG3マ(サンマです、いい加減の焼き具合)

 


10100107.JPG秋の宝石箱や~(いまが一番美味しい北海道産のイクラ)

 


10100108.JPG牛鍋 牛蒡 水菜 焼豆腐

 

 

10100109.JPG831(野菜の盛り合わせ ダイコンの皮のきんぴらが私のお気に入りです)

 


10100110.JPGブーそば(みゆき豚が入った付け汁)

 

 

10100111.JPGデザート3種(白いコーヒーブラマンジェ、黒ゴマシャーベット、月見武道=長野ファーストというブドウを使用)

 

さて、今回のワインリストは各人が1本ずつ持ち寄り、以下のようでした。

 

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2007 シャサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ レ・シャン・ガン(ドメーヌ・ベルナール・モロー)
1996 ムルソー アラン・コルシア・コレクション(ドメーヌ・ボートアジー)
2006 シャトー・シャス・スプリーン
1996 ムーラン・ナ・ヴァン グランド・ガルド・レニャー
1999 エシェゾー グラン・クリュ(ドメーヌ・クードレ・ビゾー)
2002 シャンベルタン(ドメーヌ・カミュ)
2003 ホスピス・オブ・ソノマ ピノノワール ロシアンリバーヴァレー(ロキオリ)

 

 

 

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ブルーゴーニュを中心に、皆、メニューを知っていたかのような、素晴らしいセレクションを楽しみました。。
最後のロキオリは、カリフォルニア好きの仲間のセレクト。チャリティ限定のオークションボトルで、世界にわずか60本。シリアルナンバー入りでした。

 

秋の夜長、大いにワインを楽しみましょう!!

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2010.08.21

シャンパーニュ~グラン・クリュ特別コレクションから

大変ご無沙汰してしまいました。


このブログにちょくちょく立ち寄っていただいている方々から、「このところ更新が滞っているみたいだけれど、どうしたの?」などの声もいただいております。


本当にごめんなさい・・・。

「GINZA通信」というコラムを連載しているヨミウリオンラインで、6月から「アンチ!エイジング」をタイトルに掲げたビューティーコラムも受け持つようになったので、その仕込みでも忙しくしていました(言い訳を並べるのは虚しくなるので、やめますけれど)。

ではでは、気を取り直して――。


相変わらず、ワインはほぼ毎日いただいております。8月初めにはチェコとポーランドに旅して、パリにも2日ほど。その間、地元産を中心に様々なワインを試しました。

帰国したら、日本全国「猛暑列島」と化していて、こういう時は、やはり泡ばかりを飲んでしまいます。

 


ところで、飲めば飲むほど、そして、産地や品種や造り手のことを知れば知るほど、奥が深く、その個性の豊かさに圧倒されるのが、シャンパーニュです。


10802001.JPG1997年のニコラ・フィアットの6つの村の特徴が出ているというグラン・クリュ(特別畑)の6本をブラインドで飲む機会がありました。

18歳で渡米してコーヒービジネスで成功したニコラ・フィアットがフランスに帰国して1976年に設立したメゾンです。その2年後、ワシントンでジスカール・デスタン仏大統領(当時)を迎える晩餐会で供されてから、一気に有名になりました。

フランスで最も多く消費されているシャンパーニュの1つといえましょう。


このニコラ・フィアットの「グラン・クリュ特別コレクション」は、シャンパーニュの村を限定してそこの畑の単一ブドウ品種のみで造られたもの。シャンパーニュ地方全域321村のうちの300村のブドウを使用している同メゾンだからこそ可能なコレクションだそうです。

 

シャルドネ100%のブラン・ド・ブランが3本、ピノノワール100%のブラン・ド・ノワールが3本です。


色調は、一般的には、ブラン・ド・ブランの方がグリーンがかっていて、ブラン・ド・ノワールの方がより濃い色合いのはずなのですが、

 

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写真にすると、右側の方が淡い色に見えますが、これは照明のマジック。う~ん、実際には、外観からのジャッジは文句なしに難しい!

 


味わいは、ブラン・ド・ブランは、すっきりさわやかな切れ味、ブラン・ド・ノワールはボリューム感があって余韻が長め、といえましょうか。
種明かしをすると、左から1番目と2番目と5番目がブラン・ド・ブラン、3番目、4番目、6番目がブラン・ド・ノワール。エチケットのカラーが、それぞれに変えてあって、な~んかキュート。


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それぞれ、ちょっと解説しますと、


10802004.jpgまず、ブラン・ド・ブラン。エペルネの街の南に広がる丘陵の東縁、コート・デ・ブラン地区は、シャルドネの聖地です。


1番(写真)は、メニル・シュル・オジェ村。この村は、「サロン」に代表される高品質なシャルドネの産地。クリュッグの単一畑「クロ・デュ・メニル」があるのもこの村。最初は青リンゴをかじったようなきりりと引き締まった酸を感じますが、時間とともに、カリンやブリオッシュ、甘い焼き菓子の味わいも広がりました。さ~すが、です。


2番は、シュイィ村。エペルネの駅に近い場所です。嫌味のない鉱物的ニュアンスが目立つけれど、より繊細な印象。


5番は、クラマン村。癖がなく、エレガントなタイプ。香ばしいローストの香りが残りました。

 


 

お次は、ブラン・ド・ノワールです。


10802005.JPG3番は、アンボネイ村。2008年にリリースされたクリュッグのあの高価な「クロ・ダンボネイ」があるのが、この村ですね。アンズや赤果実の風味があってピノノワールらしさを感じます。酸味もこなれて、肉厚なふくらみがあって、余韻も長い。これも、さ~すがです。


4番(写真)は、アイ村。ボランジェ、ドゥーツ、アヤラ、フィリポナなど、著名メゾンがたくさんある村です。濃厚、肉厚、骨太・・・。良質のシェリー酒のようなニュアンスも。細かな泡立ちがいつまでも続いていました。香りはズバリ「奈良漬」と覚えておきたい(これは賞賛の言葉です)。これも、さ~すがでした。


6番は、ヴェルズネイ村。蜂蜜の甘く芳しい香りにバターのアクセント。濃厚な中にも繊細でエレガントさが感じられました。それにしても、最後まで、ブラン・ド・ブランかブラン・ド・ノワールか、判断が一番難しい1本でした。


 

 

ちなみに、レクチャーを受けた11人の中で、「これが一番美味しい!」と人気があったのは、2番と4番でした。

 

10802006.JPG私の本来の好みは、どっしり型の4番。

 

ただ、この日は夏風邪をひいてのどもはれていて、繊細でやさしい6番(写真)が美味しく思えました。

 

濃厚な味わいは、元気でエネルギーに満たされているときの方が断然楽しめるんですね。

 


ほんと、体調によって、ワインの好みは随分と左右される気がしますが、皆さんはいかがですか?

 

美味しいワインをいただくためにも、はやく風邪を治さないと、ね。

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2010.02.15

恐るべし!神楽坂フレンチ

東京・神楽坂は、隠れ家的なフレンチレストランの名店があることで知られています。
仕事の帰り、久しぶりにのぞいてみることにしました。


いやいや、平日のランチタイム、午前11時半という早い時間帯に出掛けたにもかかわらず、人気店はすでに予約で満席のところも。ほとんどが女性客。マダムもいれば、若い女性グループもいます。

皆さん、情報を素早くキャッチして即行動していらっしゃるんですね。さすがです。

 


路地裏のフランス国旗にひかれ、運よく席を確保できたのが・・・

小さな階段をとんとんと上がったところに静かな空間が広がる「神楽坂ラ・トゥーエル」でした。

 

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こちらの成松真悟シェフは、ホテル・ニューオータニや葉山のラ・マーレ・ド・チャヤ、表参道・バンブーなどで経験を積まれた方。

 

グラスでいただいたシャンパーニュは、
NVモーリス・ヴェッセル ブルット・レゼルヴ グラン・クリュ

 

20021202.jpgシャンパーニュ地方ランス山地の南側斜面に平均樹齢35年の古木の畑を所有している小規模生産者。ピノノワール80%、シャルドネ20%。

果実味豊かなピノの味わいが印象的。とってもクリーミーでボリューム感もあり、繊細かつエレガント。私のイメージする典型的な美味しいシャンパーニュです。

 

2800円のランチコースを選びました。

まずは、アミューズのツボミナとアナゴのフリット(衣にビールを入れてあるそうです)タプナードソース。シャンパーニュとよく合います。

 

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前菜は、
海の幸のソテーと鮮魚のマリネ・サラダ仕立て

 

20021204.JPGほんのり淡いピンク色が春の足音を感じさせるフランボワーズのビネグレットソースが甘酸っぱくて・・・。これも、ピノ中心のシャンパーニュと合いますね。


食卓を囲んだ相方は、比内地鶏と下仁田葱のオムニエールを浮かべた聖護院カブのポタージュ

 

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こちらも、春を感じさせる一品です。

 

お口直しのソルベは、こんなかわいらしい器で

 

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メインは、
和牛ソテーのストロガノフ仕立て

 

20021207.JPG五穀米のリゾットと冬野菜添え
サワークリームがきいて、やさしい味でした。

 

デザートは、
早春らしくイチゴを飾って

 

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相方は、パリ・ブレストです。

 

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それにしても、神楽坂のフレンチパワー、というか、神楽坂フレンチに鋭敏なる嗅覚をもって集う女性パワーは、恐るべし! 

 

今さらながらかもしれませんけれど、驚きの発見。 注目です!!

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2010.02.11

ブルゴーニュ、シャンパーニュの大物生産者がご来店!

今月の初め、ラック・コーポレーション恒例の「早春の試飲会2010年」が帝国ホテルで開催されました。


試飲会の前日、来日中のドメーヌ・フェヴレイ6代目当主のフランソワ・フェヴレイ氏、ドメーヌ・ルフレーヴの海外マーケティング担当のアントワンヌ・ルプティ氏、そして、シャンパン・メゾン「サロン」のディディエ・デュポン社長の3人が、プランタン銀座の売場を視察に来られました。
ブルゴーニュ、シャンパーニュの大物生産者です。


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フェヴレイ氏もデュポン社長も、かなりの日本通。

日本において昨今、日常の食卓の飲み物としてすっかりワインが定着してきた様子を観察しつつ、日本食の世界観(ひいては禅のこころ)とワインの繊細かつ複雑な味わいとの相性の良さを熱く語ってくださいました。

 


そうそう、今回のラックさんの試飲会では、目玉企画として有料(3000円)試飲コーナーというのがありまして、


1997サロン
2007バタール・モンラッシェ グラン・クリュ(ドメーヌ・ルフレーヴ)
2007シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ グラン・クリュ(ドメーヌ・フェヴレイ)

の3種類を試飲しました。


 

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1997年の「サロン」は、やはり柔らかで、優雅なドレスをまとった淑女の印象です。
2007年のブルゴーニュは造り手によってかなり評価に差があるようですけれど、このクラスになると、格が違うという感じ。ゆっくり時間をかけて飲めなかったことが悔やまれます。

 


私は個人的には、2007年のブルゴーニュの白は、酸味すっきりフレッシュ感があり、ミネラルもしっかりしていて、結構好みです。とくに、煮物でも揚げ物でも、ほぼオールラウンドに日本食と合うのではないかって思っております。
今回の試飲会でも、ムルソー・アン・ラ・バール(アントワンヌ・ジョバール)やピュリニー・モンラッシェ(シャトー・ド・ピュリニーモンラッシェ)など、気になるものもいくつか。あとは、お財布との相談になりますけれど。

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2009.12.30

シャンパーニュ忘年会

年末の27日、銀座8丁目の「サロン・ド・シャンパーニュ ヴィオニス」の忘年会に参加しました。

 

09122900.jpg有名ソムリエ、阿部誠さんのお店です。

総勢53人で、

14本のウェルカムドリンク(Gomonnet-Gonet Brut Tradition NV 750ml PN50/Ch50)に加えて、

19本のマグナム(1500ml)と、

3本のジェロボアム(3000ml)を空けたことに。

 

シャンパーニュが最も美味しいといわれるマグナムで飲めるありがたい機会でした。


 

 

 

ワインリストは以下の通り。ソムリエさんの一口コメントも添えておきます。


 

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1)NVポール・ロジェ ブリュット レゼルヴ(1500ml)
エペルネにあるメゾン、ヴィクトリア女王に愛飲されて英王室御用達に。シャルドネ、ピノノワール、ピノムニエ同率。

 


2)1998ポール・ロジェ ブリュット ヴィンテージ(1500ml)
同メゾンの地下セラー温度が他のセラーと比べて低く、その分ゆっくりとした熟成が特徴。細かな泡立ち、滑らかな舌触りが楽しめます。シャルドネ60%、ピノノワール40%。


 

3)NVルネ・ジョフロワ ロゼドセニエ(1500ml)
シャンパーニュ地方で1番収穫開始時期が早い太陽に恵まれたキュミエール村で、セニエ方式で造られるロゼ。ピノノワール100%。華やかで赤系果実のアロマ、スパイス香があり、バランスの良い仕上がり。


 

4)NVエドシック モノポール ブルートップ ブリュット(1500ml)
歴史あるメゾン。1998年に引き揚げられた沈没船から発見されたのはこのアイテムで、80年間海底にあってなお完璧な状態で熟成。ポテンシャルは計り知れません。ピノノワール70%、シャルドネ20%、ピノムニエ10%。


 

5)NV フランク・ボンヴィル ブリュット・セレクション グランクリュ (1500ml)
アヴィーズ村にある小規模生産者。11月末に日本に入荷したばかり。シャルドネ100%。厚みのある仕上がりだが、飲みやすい。


 

6)NVアルフレッド・グラシアン ブリュット(1500ml)
ベースになる全てのワインを樽熟成、樽醗酵させる数少ない生産者。3-4年使用したシャブリ樽を使っているそう。「適度な骨格と円熟さをワインに与えつつ、ブドウ本来の味わいも見失わない堅実な造りは見事」と、阿部さんは絶賛。シャルドネ40-45%、ピノノワール40-45%、ピノムニエ10-20%。


 

7)NVアルフレッド・グラシアン ブリュット(3000ml)
通常ボトルの4倍サイズのジェロボアム。よりまろやかさが際立つような・・・と、これは私の感想です。

 

 

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8)NVペトロワ・モリゼ ブラン・ド・ブラン(1500ml)
白桃や洋ナシノアロマにマグナムらしい酵母の香りが。程よい熟成感が楽しめる。シャルドネ100%。焼きたてクロワッサンとも相性抜群。


 

9)2005ヴェット・エ・ソルベ ブラン・ダルジル(1500ml)
「彼のシャンパーニュを味わったらもう他のものは飲めない」と、シャブリの作り手に言わしめたそうな。シャルドネ100%。日本ではまだお目にかかることが少ない気がしますが、アンセルム・セロスの弟子的なベルトラン・ゴトローのドメーヌなのですね。


 

10)NVドノン・エ・ルパージュ レコルト・ノワール(1500ml)
キリメジャン土壌が叶えるフレッシュで繊細なブラン・ド・ノワール。ピノノワール100%。エレガントな果実味とフィネス。


 

11)NVジョゼ・ミシェル ブリュット カルト・ブランシュ(1500ml)
ピノムニエ70%、シャルドネ30%。熟成型の優雅なピノムニエを造り出すドメーヌ。「シンプルな古典的原理を応用する職人」との評。


 

12)1998ジョゼ・ミシェル スペシアル・クラブ(1500ml)
ピノムニエ50%、シャルドネ50%。リンゴの蜜のようなふくよかな果実味と柔らかい酸味が広がります。


 

13)NVジャクソン・キュヴェ 733 (1500ml)
1898年に創業100周年を記念して発売された「キュヴェ1」から数えて733番目になるといいます。繊細かつ飲み応えのある長い余韻が特徴。老舗ジャクソンは、ナポレオン皇帝からの寵愛を獲得、皇帝自身の結婚式にも振る舞われたというエピソードがありますね。シャルドネ52%、ピノノワール24%、ピノムニエ24%。


 

14)NVフィリポナ ブリュット レゼルヴ(3000ml)
余韻も長く、いきいきと力強いシャンパーニュ。好きですね、これ。

 

 


09122903.jpg 

 

今回は立食式。
どれもシャンパーニュのためにあるようなお料理ばかりが並びました。
海の幸とオリーヴのマリネ
スランス産鴨のスモーク ドライフルーツ添え
スモークサーモンとモッツァレラチーズのサラダ
ミニクロワッサン(あつあつ、酵母の香りがシャンパーニュと合います)
マッシュルームとホウレンソウのキッシュ
ポークのポトフ コンソメ風味
ジャガイモのグラタン
ポルチーニ茸のリゾット(イタリア米カルナローリを使った本格派)
ティラミス(甘さ控えめ)

 

思い残すことなく、シャンパーニュをたくさんいただきました!!

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2009.12.29

再び、西麻布「ラ・ボンバンス」で

先日ご紹介した西麻布の「ラ・ボンバンス」が、年明け、現在の場所から六本木通りを100メートルほど渋谷寄りに引っ越すことになりました。

13席でいっぱいになるちょっと手狭な旧店舗を惜しみつつ、再訪することにしました。

 

本日持ち込んだのは、先日プランタン銀座で購入した、

2002ルイ・ロデレール クリスタル

 

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「世界最古の最もゴージャスなキュヴェ・プレステージュ」――そんな形容詞がぴったりな一品。キュヴェ・プレステージュとは、格付け100%のグラン・クリュで、しかも良作の年に収穫されたブドウのみで造るシャンパーニュをいいます。


 

1876年、ロシア皇帝アレクサンドル2世が専用シャンパーニュとしてルイ・ロデレールに特別に造らせたのが始まりといわれます。もちろん、ボトルも特別仕立ての美しい透明なクリスタル製。

 

当時、皇帝の暗殺を企てる者が爆薬などを忍ばせぬようにと、瓶底が平らになっているのが特徴ですね。

 

 

繰り返しになりますが、自社畑の中でも100%グラン・クリュから選ばれた最高のブドウで、しかもブドウの出来が良い年にだけ造られるシャンパーニュです。シャルドネ45%、ピノノワール55%。瓶詰め後の熟成は6年間にも及び、プレステージ・シャンパーニュの中でも長期熟成を誇るタイプ。澱とともに5年間熟成されることによって、旨みがふんだんに溶け込み、、より深い味わいに。

オレンジがかったグリーンの輝きの残る濃い目のイエロー。柑橘系やフランボワーズなどの香りに続き、豊かで柔らかなアタック、どこまでも繊細でクリーミーな泡が口の中で優雅にはじけます。バターで焼いたクロワッサンやココアのような味わいも。芳醇で骨格もしっかり、心地よい余韻が長続きします。

 

それにしても、正統派ヌーベル・ジャポネーズには、エレガントなシャンパーニュが合います!

 

さて、本日のお料理ですが、旬の素材を生かして、こんな具合・・・

 

近江蕪のすり流し すり柚子と炙り白子、キクラゲ、メカブの薄葛仕立て

 

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じゅれっタイガー

09122603.jpg(タイガーはトラフグにかけてあります! 揚げた皮の食感が楽しい)
 

しらす入りのチーズパン、金目鯛の炙り寿司、ワカサギのフライとバジルタルタル

 

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茶碗蒸し三冠王

09122605.jpg(フォアグラとフカヒレ、それに黒トリュフ。やり過ぎになりがちなメニューなのに、岡元シャフの手にかかると上品にまとまっちゃうから不思議)

 

 

焼き~すみSeikoリゾット


09122606.jpg(せいこ蟹はメスの子持ちずわい蟹のこと。オスと比べて体は小さいけれど、内子と外子、それにとミソがたっぷり。自家製のカラスミも加わって、今日最高の美味!!!)

 

29料理 マロンゾーラ

09122607.jpg(岩手の地鶏の肉料理、最近岡元シェフがお気に入りの栗とゴルゴンゾーラペーストの組み合わせ、そして早くも鹿児島産の焼きタケノコ添え。南北に長い日本列島の自然の恵みの豊かさに、改めて感謝ですね)

 

アラ鍋です。

09122608.jpg(揚げた海老芋がアクセントになっています)
 

09122609.jpgアラ鍋には、やはり日本酒、でしょうか。


十四代「特別本醸造」本丸生詰(山形県村山市、高木酒造)

 


「秘伝玉返し」とありますが、アルコール添加に自社の純米粕取り焼酎が使われることから付けられたといいます。

 

上質な甘味がふくよかに膨らみます。太陽の光をいっぱいに浴びた蜜柑のような芳醇さが味わえて、アラ鍋とベストマッチでした。

 

 

旬野菜の一皿。

 

09122610.jpg今日は、キンジソウのお浸しが付きました。

 

 

このあと、フグ雑炊と、定番の白いコーヒーゼリー+黒ゴマシャーベットが付きました。

 

新店舗に移る「ラ・ボンバンス」にも、来年注目です。

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2009.12.04

「サロン」のデュポン社長がご来店!

 先日、シャンパン・メゾン「サロン」の、ディディエ・デュポン社長が、プランタン銀座に来店されました。


「鑑識眼のある人々の間で最も引っ張りだこのシャンパーニュ」といわれる、あの「サロン」です。


ご本人もとってもエレガントでカッコいい!

でも、お話しすると、結構気さくで、楽しい方でした。


売場スタッフと一緒にパチリ!

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プランタン銀座のセラーは、こんな感じなのですが、


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09120403.jpgひときわ目立つところに、サロンは鎮座しております。

1997年ヴィンテージが4万2000円(税込)。

「絹のような官能性」と、造り手のコメントにはありました。

97年は香りが早く開くようで、まろやかでやわらかな印象、エレガントなスタイルが好きです。96年を飲んだ時には、もう少し硬質なニュアンスがあったような・・・。


「97年は女性的、一方の96年は男性的に仕上がっています」と、デュポン社長。

 

「毎日サロンを飲んでいるのですか?」と不躾な質問をすると、「時々って言った方が正確かな。サロンは、スペシャルなものだから」とのお答え。ちょっと安心(?)、しました。


 

サロンの兄弟メゾン、「ドゥラモット」は、シャンパーニュのコーナーに、仲良く3兄弟が並んでいます。

 

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「サロン」は作柄のよい年にしか造られないので、使われなかったブドウは兄弟分に回るってわけですね。


09120405.jpgドゥラモット3兄弟は、


NVブリュット 5250円、

NVブラン・ド・ブラン 6090円、

NVロゼ 6930円(いずれも税込)。

これからのクリスマスの食卓に、1本は用意したいシャンパーニュです。淡いサーモンピンク色のロゼは、あるだけで華やかになりますし。

 


 

 

デュポン社長は日本の食にもとても関心があって、「次回は日本ワインを一緒に味わいたい」とおっしゃっていました。


今度、私がシャンパーニュのメゾンを訪問した時には、ぜひ「サロン」の垂直比較(同じ銘柄でヴィンテージ違いを比べること)をお願いしたい!です。

「OK。連絡してね」と気軽に答えてくれた言葉、忘れませんからあ。

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2009.09.19

秋の連休を100倍楽しもう! 名門フランスワインのお買い得セール

待ちに待った秋の大型連休がスタートしましたね。


家でリラックスして飲むもよし、友人と集まってわいわい飲むもよし・・・。

プランタン銀座のワイン売場では、昨日18日から、人気ドメーヌの品揃えでは定評のあるインポーターさんのご協力で、注目のフランスワインのお買い得セールが始まりました。

この際、日常飲みのワインよりもちょっとランクアップさせたいなと思っている方には、とってもおすすめ!!


まず、シャンパーニュは、「ドゥラモット」4種類が勢揃い!

 

09091601.jpgドゥラモット ブリュットNV(税込4725円)
ドゥラモット ブラン・ド・ブランNV(税込6090円) 
ドゥラモット ロゼNV(税込6930円)
ドゥラモット ブラン・ド・ブラン1999(税込6930円)

 

「ドゥラモット」は、幻のシャンパーニュとして知られるあの「サロン」の姉妹メゾン。

納得できるブドウが出来た年しか造らないという頑固なこだわりをもつ「サロン」ですが、その畑のブドウを使っているのが「ドゥラモット」です。「サロン」のセカンドブランドといってもいいのでしょう。

クリーミーな泡立ちと柔らかい口当たり。きめ細かな泡がグラスの底から立ち昇る様を見ていると、丁寧に造り込まれたシャンパーニュであることが実感できるんです。

青リンゴのようなフレッシュな風味に続いて、焼き立てのクロワッサンのような香ばしさ、グレープフルーツのようなほろ苦さも感じられます。


09091602.jpgシャルドネを得意とする造り手ですから、繊細で切れのいい「ブラン・ド・ブラン」のバランスのよさがこのブランドの真骨頂でしょうか。

「ロゼ」は、淡い輝きの華麗なピンク色で、ちょっとスモーキーな味わいは、私の好みでもあります。

 

そして、何と言っても私のイチ押しは、1999年ヴィンテージです。

「ブラン・ド・ブラン」の爽やかさに、とろりとハチミツやバニラのニュアンスが加わって、エレガントな仕上がりです。

スイーツ好きでお酒がそんなに得意でないわが友人も、「世の中にこんな美味しい飲み物があったんだ!」と感動しておりました。

 

 

お次は、ブルゴーニュ。
 
09091603.jpg500年続く名門ドメーヌが丁寧に造り上げた有機栽培のスタイルは、「世界一の白ワイン」と多くの評論家が絶賛・・・

といえば、

そう、ドメーヌ・ルフレーヴ。


ピュリニー・モンラッシェ2007(税込7980円)
ブルゴーニュ・ブラン2007(税込4725円)
 

 

 

 

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 しなやかで、華やかな香りがあって、それでいて濃厚で力強さもあるブルゴーニュのモレ・サン・ドニ。それを語るには、やはり、私も大好きなドメーヌ・デュジャックです。

 

デュジャックからは、3種類がいずれも7000円を切る価格で登場!


モレ・サン・ドニ ルージュ2007(税込6930円)
モレ・サン・ドニ ブラン2007(税込6930円)
シャンボール・ミュジニー2007(税込6930円)

 

 

 

ルフレーヴ・ファン、デュジャック・マニアの方はまとめ買いのチャンスかも。

未体験の方は、この機会にぜひ試してみてはいかがでしょうか。

 

さあて、私は何を買って飲もうかなあ。

 

 

         

   

                                                                                                                                              

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永峰好美のワインのある生活

<Profile> 永峰 好美 日本ソムリエ協会認定シニアワインエキスパート。プランタン銀座常務取締役を経て、読売新聞編集委員。『ソムリエ』誌で、「ワインビジネスを支える淑女たち」好評連載中。近著に『スペインワイン』(早川書房)