8月も終わりですね。
もっと暑くなるかしらん、と思っているうちに、朝晩の空気がやけにひんやりと冷たくなってきて・・・。夏って、こんな風にあっけなく終わってしまうのでしたっけ?
さて、明日は、国立競技場で「嵐」の10周年アニヴァーサリーツアー!
私は抽選ではずれたのですが、産休中のお友達が見事に当ててくれました。感謝です。
私にとっては、もちろん「ジュリーが一番!!」なのですが、「嵐」の松潤と「KAT-TUN」の亀ちゃんは、これまた特別な存在なのであります。
この年になっても、ミーハー心は収まりません。いや、若いころより、ちょっとはお金にも時間にも余裕ができてきたせいか、ミーハー的行動はエスカレート、いや、パワーアップしているかもしれません。
きょうの朝の天気予報では、台風の到来で荒れ模様になる・・・と。
いや、明日の夕方はぱあっと晴れた空が広がることを祈るばかりです。
ところで、ワインの話・・・。
ちょうど1か月前、「嵐」ファンの友人3人で日本橋の「メルヴェイユ」に集まって、ツアーに向けて盛り上がったことを思い出しました。
「メルヴェイユ」は、東京・麹町の「オーグードゥジュール」オーナー・ギャルソン、岡部一己さんが2004年にオープンしたフランス料理店。
「奇跡」「素晴らしいもの」という意味の店名の通り、初めて伺ったのに随分前から通い続けているような不思議な居心地のよさがありました。
この日いただいたのは、まず、
トウモロコシの濃厚なスープとブルーチーズの焼き菓子風、続いて加賀太キュウリをはじめとする夏野菜と海の幸のマリネ
合わせたシャンパーニュは、
キュヴェ・サンタンヌ・ブリュットNV(シャルトーニュ・タイエ)
NVのスタンダード・キュヴェですが、泡はきめ細かく、熟した白桃のような香りが濃厚、味わいの余韻も豊かなのです。
いやこれは、美味しい!
ピノノワール50%、シャルドネ40%、ピノムニエ10%でした。
シャンパーニュ地方の中心地、ランスの北西7キロのサン・ティエリー丘陵にあるメルフィ村の生産者です。
ブドウ栽培を始めたのは15世紀の初めにさかのぼるそうですが、シャンパーニュ製造は1960年代から。
12ヘクタールの自社畑のみの家族経営で、現当主のフィリップ・シャルトーニュ氏は、古樹を保存して収穫時には厳しくブドウを選び、収量を制限しているようです。
ジャック・セロスで修行した息子のアレキサンドルさんが加わり、これからの試みも期待がふくらみます。
お魚は、
ソテーしたイサキにナスのピューレとズッキーニを添えて、軽いトマトソースで仕上げたもの。
白ワインはグラスで、
2007ヴィオニエ・ドゥ・ラルディッシュ(ドメーヌ・デ・グランジュ・ド・ミラベル)
フランス・ローヌ地方でエルミタージュやシャトー・ヌフ・デュ・パプなどを手がけるM.シャプティエ社が造るヴィオニエ100%のフルーティーな白ワインです。
ローヌのちょっと南寄りのアルデッシュ県の畑です。
野菜の味わいを大切にしたヘルシーなフランス料理には、白い花の香りを思わせる爽やかなヴィオニエ、いいですね。
お肉は、鴨を選んだので、
2005ジュヴレイ・シャンベルタン(ラ・ジブリオット)
「ラ・ジブリオット」は、ブルゴーニュの人気の造り手、クロード・デュガ氏の息子と娘が立ち上げたネゴシアンブランド。
ブドウは栽培農家から買っているわけですが、父親のデュガ氏がブドウ選びから醸造、熟成まで、しっかり指導しているといいますから、「さ~すが」と思える味わいでした。
果実味も凝縮していて、タンニンも滑らか。結構スパイシーで、好みのジュヴレイ・シャンベルタンです。
若い2人は、父親の教えを受け継ぎつつも、これから果敢に様々な挑戦をしていくのでしょうね。
デザートは、フロマージュブランにハチミツ風味のグレープフルーツとローズマリーのジュレ添え
小さなフィナンシェやギモーブなどに合わせて、レモンバームとミントをブレンドしたハーブティーをいただきました。
口当たりがよくやさしいイメージのジュレやブラマンジェ・・・。季節感を盛り込みつつ、お料理にもデザートにもたくさん取り入れられているのが印象的でした。
素敵な料理をつくってくださったシェフの松本一平さんの息子さんの名前が「潤君」だとお伺いし、「嵐」ファンの私たちはまたまた盛り上がり!
お店の前で、シェフを囲んで皆で写真をパチリ。
わが友人2人はあまりに美人なので、パパラッチに狙われると困るなと思い、トリミングさせてただきました・・・。