10日目は、まず、午前中、古代ギリシャ植民都市のクロトーネへ。
ここは、哲学者ピュタゴラス派の拠点。広場の周りのお店は、こんなポップな雰囲気。
近くの市場をのぞきました。
野菜売り場のメンズたち。
ピカンテがおっきい。
これ、何だと思います?
あれあれ、カタツムリではありませんか!
唐辛子漬けの魚介類。
しらすのような小さな魚を漬けたのが、おいしい!
瓶詰めを見つけて、パンにのせてワインのつまみにしています。
では、クロトーネの遺跡を歩きます。
遺跡のことは、ヨミウリオンラインのコラムをご覧ください。
http://www.yomiuri.co.jp/otona/pleasure/ginza/20120810-OYT8T00673.htm
午後、途中で立ち寄ったドライブインで、見つけたワインです。
Skanderbeg は、アレキサンダー大王のこと。
カンティーナ・グリソリアのギノ・ディ・ビアンコ。
マケドニアのアレキサンダー大王は、父に従ってギリシア地方に出兵し、カイロネイアの戦いでアテナイ・テーバイ連合軍を破り、その名を世界に知らしめました。紀元前4世紀のころです。
哲学者・アリストテレスの教えのもと、アレクサンダーは幼少の頃からギリシャ芸術に親しみました。アリストテレスは彼の家庭教師だったそうです。
彼の建設した都市、特にエジブトのアレキサンドリアには、たくさんの芸術家や科学者が集まりました。アルキメデスなど輩出した、ヘレニズム時代の始まり。ヘレニズム文化は、長期にわたって影響を及ぼします。
ナポリの博物館で、アレキサンダー大王が描かれた壁画を見ました。なかなかのイケメンです。
この日は、マラテーラの丘の上のホテル泊。近くのリストランテでディナーです。
バジリカータ州のワインを飲みました。
2011 Il Preliminare
造り手は、Cantina del Notaio。
アリアニコ30%、シャルドネ30%、モスカート20%、マルヴァジア20%。
厚みがあって、複雑な白ワインです。。
赤は、
2006 Aglianico del Vulture
造り手は、Carpe Dlem.
アリアニコ100%。
タウラージなどに比べると、12か月熟成で、果実味感が残って、爽やかな味わい。
料理は、魚介類や羊肉の串焼きなど。