早いもので、もうすぐ2009年も終わりです。
ブログに書いておきたかったのに書けていないワインや料理が結構あって、なんだかあせってきました!
そうそう、11月に出掛けた恵比寿のカリフォルニア・イタリアン「リコス・キッチン」もその一つ。
店内は、こんな楽しいイラストが白壁に描かれています。
女性好み?かな。
週末のランチで訪れたのですが、1人2000円のスパークリングワインセットというのがお得でした。食事中おかわり自由、つまり飲み放題です。
ちなみに、グラス1杯は1050円から。
スタッフおすすめの米ワシントン州コロンビアヴァレーのスパークリングワインです。
ドメーヌ・サン・ミッシェル ブラン・ド・ブランとブラン・ド・ノワールの2種類。
シアトルのあるワシントン州は、米大陸の北西部、カナダのブリティッシュコロンビア州と国境を接しています。1978年に設立されたこのドメーヌは、現在米国で2番目に大きなスパークリングワインブランド。
シャンパーニュと同じく瓶内二次発酵で造られます。シャンパーニュほどの芳醇さや繊細さは期待できませんけれど、気軽なランチならばこれで十分!!
ブラン・ド・ブランは、シャルドネ主体。いきいきとした酸と弾けるような泡が心地よい刺激になって舌から伝わってきます。辛口で、青リンゴのようなフレッシュな味わい、ココナッツのような香りが広がります。
一方のブラン・ド・ノワールは、ほんのりピンク色のロゼスパークリング。品種の表記が残念ながらありません。地域からいって、ピノノワールではなさそうですが。ラズベリーのソフトな甘酸っぱさが印象的。魚でもチキンでも、よくマッチしますね。
お料理は・・・前菜とメイン、それにデザートが選べます。
アミューズのキッシュに始まり、
前菜は軽く炙ったカジキマグロとパルミジャーノチーズ
それに、カブの入ったシーザースサラダも注文。
野菜がとってもフレッシュです。
メインは、珍しく魚の炭火焼をチョイス。ノドグロだったかなあ。
一緒に行った友人は、比内鶏のグリル。
デザートは小ぶりのチーズケーキ。
ワインセラーをのぞくと、カリフォルニアと日本ワインが中心。
日本ワインは、勝沼醸造や中央葡萄酒の甲州や、シャルドネ、龍眼、ケルナーなどの品種が揃っています。
店の10周年記念として、スペシャルサンクスワインリストがありました。ターンブル、ケイマス、ハーランエステイト、グレースファミリー、マヤなどが、通常の半額程度でサービスされていました。といっても、マヤのカベルネソーヴィニヨン(1999年)は8万4000円。なかなか手が出ませんね。
カリフォルニアイタリアン、最近日本でも人気があるようですが、要するに、素材そのものを生かし、野菜をたっぷり、魚もレアで、ソースやスパイスはアジアンテイスト、チーズを使い、でも全体的にさっぱり味・・・というのが私の印象。日本人のテイストには合っている、のでしょうね。