先日ブログでも告知しました「ロゼワイン講習会」を、12月15日、プランタン銀座地下2階のワイン売場で行いました。
当日飛び入りのお客様も含め12人の女性のお客様が参加してくださいました。
最初に、最近のトレンドの中で、欧米でなぜロゼワイン人気が高まっているのかをご説明。
30分という限られた時間の中なので、その後、早速試飲に移りました。
皆さん、ワイン好きな方のようにお見受けしましたが、「ロゼワインだけを5種類を飲む機会はとっても珍しい!」という声が多かったです。
試飲していただいたのは、5種類です。
左から、
ラングロワ・シャトー クレマン・ド・ロワール NV
フリュッテル ラ・テット・ノワール ブリュットロゼ NV
シャトー・ド・フェル ロゼ・ダンジュ ル・ジャルダン 2009
E.ギガル タヴェル・ロゼ 2008
トリエンヌ VDP・デュ・ヴァール・ロゼ 2008
最初の2本は、スパークリングワイン。1本目はロワール地方でカベルネフラン100%、2本目はプロヴァンス地方でグルナッシュ95%、シラー5%。
サーモンピンクの色合いは非常に似ているのですが、ロワールのはよりすっきり、プロヴァンスのはチェリーなど赤果実のニュアンスが強いように感じました。
フィンガーフードとしてご用意した、スモークサーモンのムースを合わせました。
ロゼ・ダンジュは、ほんのりと上品な甘さが「エレガント!」との声も。こちらは、カラスミとカブの酢漬けと合わせて。
タヴェル・ロゼは、濃い赤紫色の色合いに、「へえ、ロゼワインもいろんな種類があるのねえ」と、驚きの声が・・・。フルーティーな中にもスパイシーさがアクセントになっているので、プロシュートと柿のスパイシーロールと合わせて。
最後は、プロヴァンスの高品質、コストパフォーマンスに優れたロゼで締めくくり。いや、トリエンヌのロゼは、いつ見ても、愛らしいピンク色とコクのある複雑な味わいといった、小気味よいアンバランスさが、私を魅惑します。
特に人気があったのは、クリスマスシーズンということもあってか、華やかなスパークリングワイン2種類と、3番目のロゼ・ダンジュ。
これら3本は、確かに、料理がなくても、アペリティフとして楽しめるタイプ。
フリュッテルはハートが描かれたエチケットもかわいらしくて、女友達へのギフトに最適かもしれません。
「ロゼって多様なんですね」と、短い時間ながら、皆さん、とても楽しまれて帰られました。
参加された皆さま、ありがとうございました。
また、様々なテーマで、ワインの楽しさをお伝えしたいと思いますので、そのときには、どうぞご参加くださいね。