東京・神楽坂は、隠れ家的なフレンチレストランの名店があることで知られています。
仕事の帰り、久しぶりにのぞいてみることにしました。
いやいや、平日のランチタイム、午前11時半という早い時間帯に出掛けたにもかかわらず、人気店はすでに予約で満席のところも。ほとんどが女性客。マダムもいれば、若い女性グループもいます。
皆さん、情報を素早くキャッチして即行動していらっしゃるんですね。さすがです。
路地裏のフランス国旗にひかれ、運よく席を確保できたのが・・・
小さな階段をとんとんと上がったところに静かな空間が広がる「神楽坂ラ・トゥーエル」でした。
こちらの成松真悟シェフは、ホテル・ニューオータニや葉山のラ・マーレ・ド・チャヤ、表参道・バンブーなどで経験を積まれた方。
グラスでいただいたシャンパーニュは、
NVモーリス・ヴェッセル ブルット・レゼルヴ グラン・クリュ
シャンパーニュ地方ランス山地の南側斜面に平均樹齢35年の古木の畑を所有している小規模生産者。ピノノワール80%、シャルドネ20%。
果実味豊かなピノの味わいが印象的。とってもクリーミーでボリューム感もあり、繊細かつエレガント。私のイメージする典型的な美味しいシャンパーニュです。
2800円のランチコースを選びました。
まずは、アミューズのツボミナとアナゴのフリット(衣にビールを入れてあるそうです)タプナードソース。シャンパーニュとよく合います。
前菜は、
海の幸のソテーと鮮魚のマリネ・サラダ仕立て
ほんのり淡いピンク色が春の足音を感じさせるフランボワーズのビネグレットソースが甘酸っぱくて・・・。これも、ピノ中心のシャンパーニュと合いますね。
食卓を囲んだ相方は、比内地鶏と下仁田葱のオムニエールを浮かべた聖護院カブのポタージュ
こちらも、春を感じさせる一品です。
お口直しのソルベは、こんなかわいらしい器で
メインは、
和牛ソテーのストロガノフ仕立て
五穀米のリゾットと冬野菜添え
サワークリームがきいて、やさしい味でした。
デザートは、
早春らしくイチゴを飾って
相方は、パリ・ブレストです。
それにしても、神楽坂のフレンチパワー、というか、神楽坂フレンチに鋭敏なる嗅覚をもって集う女性パワーは、恐るべし!
今さらながらかもしれませんけれど、驚きの発見。 注目です!!