先日、シャンパン・メゾン「サロン」の、ディディエ・デュポン社長が、プランタン銀座に来店されました。
「鑑識眼のある人々の間で最も引っ張りだこのシャンパーニュ」といわれる、あの「サロン」です。
ご本人もとってもエレガントでカッコいい!
でも、お話しすると、結構気さくで、楽しい方でした。
売場スタッフと一緒にパチリ!
プランタン銀座のセラーは、こんな感じなのですが、
ひときわ目立つところに、サロンは鎮座しております。
1997年ヴィンテージが4万2000円(税込)。
「絹のような官能性」と、造り手のコメントにはありました。
97年は香りが早く開くようで、まろやかでやわらかな印象、エレガントなスタイルが好きです。96年を飲んだ時には、もう少し硬質なニュアンスがあったような・・・。
「97年は女性的、一方の96年は男性的に仕上がっています」と、デュポン社長。
「毎日サロンを飲んでいるのですか?」と不躾な質問をすると、「時々って言った方が正確かな。サロンは、スペシャルなものだから」とのお答え。ちょっと安心(?)、しました。
サロンの兄弟メゾン、「ドゥラモット」は、シャンパーニュのコーナーに、仲良く3兄弟が並んでいます。
「サロン」は作柄のよい年にしか造られないので、使われなかったブドウは兄弟分に回るってわけですね。
ドゥラモット3兄弟は、
NVブリュット 5250円、
NVブラン・ド・ブラン 6090円、
NVロゼ 6930円(いずれも税込)。
これからのクリスマスの食卓に、1本は用意したいシャンパーニュです。淡いサーモンピンク色のロゼは、あるだけで華やかになりますし。
デュポン社長は日本の食にもとても関心があって、「次回は日本ワインを一緒に味わいたい」とおっしゃっていました。
今度、私がシャンパーニュのメゾンを訪問した時には、ぜひ「サロン」の垂直比較(同じ銘柄でヴィンテージ違いを比べること)をお願いしたい!です。
「OK。連絡してね」と気軽に答えてくれた言葉、忘れませんからあ。