1995年のブルゴーニュ赤を中心にいただくという、知人が主催するワイン会に参加しました。
場所は、銀座1丁目のフレンチ「ル・シャボテ」です。
泡を含めると、9本のラインナップ!
1.NV アンリ・ビリオ グランクリュ・アンボネィ キュヴェ・トラディション
2.1995 サントネー クロ・ド・マルト(ルイ・ジャド)
3.1995 ポマール キュヴェ・ダム・ド・ラ・シャリテ (オスピス・ド・ボーヌ)
4.1995 ヴォルネイ クロ・デ・デュック (マルキ・ダンジェルヴィーユ)
5.1995 ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエクリュ レ・サン・ジョルジュ
(ドミニク・ローラン)
6.1995 シャルム・シャンベルタン (J.C.ファゴ)
7.1995 グラン・エシェゾー (グロ・フレールエスール)
8.1995 シャンボール・ミュジニー プルミエクリュ
(コント・ジョルジュ・ド・ボギュエ)
9.1995 ミュジニー (ジョセフ・ドルーアン)
どれもある意味では、ブルゴーニュの王道をいくワイン。
こうやって何種類も飲み比べると、ピノノワールの限りない可能性を再認識!です。
私が特に気に入ったのは、2と7。
2のサントネーは、ブルゴーニュ有数のネゴシアン、ルイ・ジャドの7ヘクタールのモノポール(独占畑)「クロ・ド・マルト」で造られます。
繊細な赤いベリーの果実味、タンニンは中程度でとっても上品。王道ブルゴーニュの最初を飾るにふさわしいワインでした。主催者によると、価格も5千円台。見つけたら、迷わず買いたいです。
7のグラン・エシェゾー、グラスの中で香りが華やかに広がり、カシスやラズベリーの凝縮された豊かな味わい、森の土のニュアンスも感じさせます。
ジャン・グロの次男、ベルナール・グロが造るこのワイン、兄ミッシェル・グロのエレガントさ重視に比べると、発酵温度をあまり上げずに、より力強く仕上げているといわれています。
私はどちらも好きですが・・・。
さて、合わせた料理は・・・
①北海道ホタテのエスカベッシュ
②サクラマスの自家製スモークとフォアグラのジュレ
③和歌山産オコゼのポテト巻き、メヒカリ添え
④シャラン産カモの胸肉ロースト。
量もたっぷり。
ごちそうさまでした!!